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ひとりでいたい日もある

一人でいたいと願っても
誰も一人にしてくれない
どこからでもピピピ
通知と一緒に言葉がくる
来ないの来れないの?
行きたくないのに言えない

一人でいられないから
せめて今日だけは独りで
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朝顔の花

朝顔の花が咲いていました
紫色の綺麗な花でした
しばらくすると花は枯れてしまいました
茶色くしぼんでうなだれていました
紫色のその色を
知っているのは私だけで
紫色のその色を
覚えているのは私だけでした

たくさんの一匹と一人

一匹のバッタ
一匹のカエル
一匹のホタル
一匹のワニ
一匹のスズメ
一人のワタシ

ただしい

ただしい
ちがう
ただしい
ちがう
どれだけくりかえして
どれだけひていされて
どれだけのただしいをかさねれば
だれにもおこられなくてすむんだろう

いのち

こんなにも簡単にも命は失われてしまう
息ができなくなっただけで
食べものがなくなっただけで
血がなくなっただけで
心臓が止まるだけで
脳みそが壊れてしまうだけで
あまりにもそれは簡単で
どうして生きていられるのかもわからなくなってしまう

拝啓

ハガキに文字を書いて
切手を貼って
ポストに入れて送る

今回は何を書こうかな
今回は万年筆で書こうか
今回はどんな切手にしようか

いつだって悩んでる時間は楽しくて
いつだって返事が来るまでが待ち遠しくて
だから

敬具

信仰

うたがきこえた
さんにんのこえがきこえた
マリアさまのぞうにむけて
ひざをついてうたうひとたちがいた
こえはたかくひびいて
はんきょうしてひとつになっていた
かねがなった
もううたはきこえない

歩く

一歩歩いて振り返る
二歩歩いて振り返る
三歩歩いて振り返る

ゆっくり歩いていけば
あまりにも道のりは遠すぎて
急いで歩いていけば
少し疲れてしまう

一歩ずつ歩いて振り返る
誰も来ていないことを確認して
誰もそこにいないことを確認して
歩く

椿

微かな香りがした
その人の着物が揺れていた
松明と水と月の香りの中で
その人の着物だけが揺れていた

見えていたのはきっと
手を伸ばしても届かなくて
着物の袖さえ触れ合わぬ
月に帰るかぐやの姫

一人の愛の唄

どこの誰のためなのかも知らず
ここで僕は一人で歌う
愛も恋も喉がかれるほど叫んでいたんだ
土の香りも気づかないままで

水が僕を避けていくから
いつまでも僕の渇きは止まらない
空を覆う雲のようでも
僕は雲の行方を知らぬ

伸ばした指先の光を追って
風のつむぐ詩を聞いたか
僕が歌う愛の唄はいつだって
一人

一粒の砂の旅路

砂を一つすくいあげては
指で少し弾いて見せる
風の吹く前にほら急いで
キミの隠し事は砂の中

海風に乗ってどこまででも
青い空もオレンジの空も
白い雲のそのまた遠くへ
一粒の砂が旅をする

小さな国小さな砂浜
すくい上げる少女の姿よ
あの日隠した小さな嘘も
瓶の中で小さく揺れてた
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プロフィール

野村草太

Author:野村草太
Eto、ETO、早乙女シン、天狗さま、マスターetcetc...
以上の名前に聞き憶えがあればきっとそれはボクでしょう。

しがない文字書きです。
静かな雰囲気の文章ばかり書いております。

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